デジタルデジタルしたことに夢中になっていて長らく時間が空いてしまったけど、超アナログな立体裁断の服作り。ブラウス編です。

どんなブラウスにするか、デザインを描いて、トルソーに黒テープでデザイン線を貼っていきます。

今回は袖ありなので、腕も使っていきます。これ、買うととっても高いんです!

デザインに合わせて、生地の見積もりをします。シーチングはハサミでちょっと切れ目を入れたら、ビリビリッって手で裂くのですが、それが気持ちいい。
ストレスたまってんのかな。

バスト、ウエスト、センターフロントに地の目線を引いて、トルソーに合わせていきます。

襟ぐりは切り込みを入れて、ゆとりはつまんでピンを打ってよけておきます。

袖ぐりは印を描いて、縫い代を残してカット。前後の見頃ともにできたら、サイドを合わせます。
バランスを見ながら、どこらへんで切る、どこをつまむ・・・と形がざっくり出来上がっていくんです。

ヨークとの切り替え部分にギャザーをいれたかったので、さーっとなみ縫いして寄せていきます。均等になるように目打ちで整えるといいと、ベテラン先生に教えてもらいました。

そして、ヨークをつけていきます。

後見頃はこんな感じになります。

台襟をつけて、

襟をつけましたが、襟の先の生地の長さが足りなかったのでつぎ足しました。千鳥ぐけで生地と生地をつなぎます。
Ctrl + Zで後戻りできる世界とはここが違う。

袖はこの腕マネキンで大体の形をつくります。

そうしといてから、腕をトルソーに合体。

ボタンも、丸くシーチングを切り取って作ります。コピー&ペーストではないのね。あたりまえだけど。

だいぶ完成に近づいてまいりました。
途中でもう一回全部をばらして、アイロンかけて線を引き直してからもう一度組み立てるという工程があります。

完成です!・・・って、正面からの写真撮ってなかったわー!
まあ、デザインとそうかけ離れてないものができてます。
1枚の布からどんどん形ができていくのが楽しいです。