アメリカのジェームス・フリーマンさんという人が自宅のガレージを焙煎所にしたのを始まりとするブルーボトルコーヒー。
日本の第一号店が清澄白河にあります。
清澄白河といえば「ブルーボトルコーヒーのあるところ?」って、最近知られるようになってきたぐらい町のイメージを表す象徴的なお店のようです。
静かで道が広くて空気がゆったり流れている。美術館や庭園、神社など文化的な場所がすぐ近くにあって、それでいて都心からのアクセスもいい。じわじわと注目されているスポットです。
そんな場所にアメリカからやってきた、「コーヒー界のアップル社」。シンプルで素朴な青いボトルのロゴマークが可愛い。
休日は警備員さんもいて大行列ができているから驚きです。
そんなに待つんだったらコンビニでコーヒー買って飲みながら待ちたい!と思わず唸ってしまいそう。
なので朝早めに行きました。行列ほどは混んでいないけど、それでも並ぶし、待つ。
店内にはブルーボトルコーヒーグッズがあったり、
おうちでも味わえるように、各種コーヒー豆もお持ち帰りできます。
店員さんの対応も丁寧で、とっても丁寧にハンドドリップしてくれるコーヒーを待つ時間をも楽しむのがオシャレなブルーボトルコーヒーの楽しみ方なんです。
待ちきれずコンビニでコーヒー買おうよなんて思っちゃう意識低い系が臨むところではないのです。そんな人がうっかりブルーボトルに足を踏み入れる場合は、「オシャレハガマン」という呪文を唱えないといけないんです。
でもでも、後で調べてみると創始者のジェームス・フリーマンさんは日本の「純喫茶」にインスパイアされたそう。
純日本人の純喫茶好きの私としては、もう少し椅子を低くて柔らかくて席数を増やしてほしいなんて、コーヒー以外の部分ではてなマーク飛びますが、アメリカ人の考える日本と日本人の考えるアメリカとの違いみたいなもんかな。
ジェームスと珈琲のむことがあれば言ってあげよう。そして本物の純喫茶に連れて行ってあげよう。
決して、ブルーボトルコーヒーをディスってるわけではないです。また機会があればいきたいとおもってるし、コーヒーも焼きたてのワッフルも抜群に美味しかったです。
今後も店舗がどんどん増えていきそうな勢いのブルーボトルコーヒー。MACを広げて仕事をするのが絵になりそうな雰囲気ですが、まだまだ席数と店舗数のわりに来客数が多いのでそこはスタバの窓際でやったらどうかとそこのオシャレなメガネの若者にお姉さんはひとこと言いたかった。