以前に作った留袖をリメイクした着物ドレス。ハンドメイドの賞レースにノミネートしていただいたり、お問い合わせがありレンタルさせていただいたりと私の洋裁の歴史の中では大活躍してくれている作品です。
リアルなモノづくりだけでなく、バーチャルなモノづくりも好きなのでそれらを融合させて何か世の中の役に立てばいいなと考えているのですが、そのひとつとしてデジタルファッションショーを作ってみたいという野望があります。
まだまだ勉強しなければいけないことも多く、完成ではないけれどかなり前進しました。
リアルな型紙から、3Dで服をつくり、リアルな着物の柄を貼り込み、3Dモデルをアニメーションさせてとりあえずモデルウォーク。
バーチャルとリアルを行ったり来たりです。
最終的にはスマホでAR。机の上でファッションショーが始まる状態を作りたいと思っています。
型紙販売サイトOHARICOも運営しているのですが、例えば同じ9号サイズのスカートを作っても身長によって着た時の雰囲気が全然違います。
この三人のバスト、ウエスト、ヒップはすべて同じで9号サイズだけど身長がちがいます。
背が低いとスカートが長くみえて目の錯覚かなとおもってしまうのですが、まったく同じ服を着せ付けています。
服を作る前に、買う前に、着た時の姿をイメージできるといいなと思うんです。洋裁での失敗、ショッピングでの失敗というのが大幅に減らすことができるんです。
実際の服と3Dで作った服がリンクすると、カラーバリエーションが簡単に作れたり、動いた時の雰囲気をわかりやすく伝えることができたりといろいろなメリットがあります。
ほかにも自分自身の体系を作成してオンライン試着ができるツールもご紹介できますので、こういった技術を使ってみたいアパレルメーカーさんや服を作って売ってみたいと考えている方がいらしたらぜひぜひお問い合わせください。