最後のペンギンアップデートとアナウンスされていたペンギンアップデート4.0。9月23日に施行されたようですね。
いくつかのサイトを運営しているので、狙っているキーワードとその順位、周りのサイトについて日々SEOチェックしているのですが、実感として変動がありました。
長期に運営しているサイトに負の遺産
10年以上運営しているサイトが一時期1ページ目の常連だったのに落ちに落ちて7ページ目あたりをウロウロ、最近ようやく2~3ページ目に復活してきて順調だったのですが、このペンギンの日を過ぎて2日ほど、どこにいっちゃったのか見当たらない!!
ペンギンにやられたかー!せっかく順調だったのに。
site:URLで調べてもトップページどっかにいっちゃってる。。。
・・・と焦りましたがそれも束の間、ちゃんと再評価されて2ページ目にランクイン。
その後もまだまだ上下の変動があって安定はしませんが、グーグル先生を信じようと思います。
パンダはコンテンツ絡みの検索アルゴリズム、ペンギンは被リンク絡みのアルゴリズムなのですが、長く運営しているサイトはかつて「ページが多ければ多いほどいい」「被リンクが多ければおおいほどいい」ということがSEOのトレンドだった時代があってその時に薄っぺらい記事を増やしてしまった、SEO会社からリンクを購入してしまった、どうでもいい検索エンジンにたくさん登録してしまった・・・などの過去の負の遺産を引きずっていて、常々SEOトレンドの波に乗っていこうとしても、ページ数が増えすぎてて管理し切れてなくてペラペラ量産記事が残っていたり、外しても外しても追いかけてくる被リンクからのがれられなかったり、過去の栄光に足を引っ張られていたりするんです。
ドメイン年齢よりもむしろ新しくドメインとって今のSEOトレンドに則した内容の濃いサイトをつくって出直したほうが結果が出るのが早かったりもします。
パンダもペンギンもサイト評価のあるべき姿だと思う
いろいろアルゴリズムが変わってそのたびに踊らされ、流されてはきたもののは「ユーザーにとって価値のあるサイトを評価する」という流れは、清く正しいと思うし、結果的には、私たちのような小さな会社にとってはそのほうが好都合なのかもしれない。
なんせ、広告費だのなんだのかけれるお金がないっ!会社だって無名だし。
だけど、商品を愛し、ひとつひとつ丁寧に説明する心と行動力があれば大手を抜くことだって夢じゃない。そんな風に考えるとまだまだやるべきことがいっぱいありそうです。
パンダアップデートもペンギンアップデートも最後の大変動が終わりました。
終わったってことはなくなったということではなく、日々のコアアルゴリズムに組み込まれるようになったわけです。
つまり、サイトの成果がリアルタイムに出やすいということ。ライバルサイトも同じ条件だから互いにサイトの充実をはかっていかねば勝てない。逆を返せば充実したサイトを作ってがんばっていけば勝てるかも!と前向きに捉えることもできるんですよね。
ユーザーにとっても薄いサイトがたくさん出てくるより、より中身が濃くて充実したサイトが上位に表示されるほうがいいので、パンダやペンギンが組み込まれることは本来のあるべき姿なのだと思います。
ブラックハット、ホワイトハットなんて言葉もありますが、グレーだった部分も結局はホワイトにしていかないとその場しのぎの上位表示ができればいいほうで、むしろ後でイタイ目みることになりかねないんですよね。